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2010年7月 - 明法ニュース

【修学旅行】高2生が沖縄修学旅行に行ってきました


 高2生が4泊5日〔6月22日(火)~6月26日(土)〕で沖縄修学旅行に行ってきました。

 本校では、高1時から生徒の修学旅行委員会を立ち上げ、委員会(生徒)と教員、旅行会社が話し合いを持ちながら企画していく方式をとっています。そして、5日間を有意義に過ごすために、各日にテーマ、コンセプトをはっきりさせ、行程が企画されます。

以下がその行程です。

●1日目=(文化・歴史探訪の日)

沖縄県立博物館見学→首里城公園到着→ホテルで平和講話を聴く

●2日目=(タクシー研修の日)

班ごとに班ごとの企画に従い「タクシー研修」を実施
以下、研修の例
↓↓↓
普天間、嘉手納、東南植物楽園、座喜味アメリカンビレッジ、万座毛、玉泉洞、沖縄そば博物館、牧志公設市場、中城城跡、勝連城跡、東南植物園、玉泉洞、斎場御嶽、旧海軍司令壕、那覇市伝統工芸館(琉球ガラス作り)

「タクシー研修」終了後、「国際通り」で各班毎に夕食とお土産物を買う

●3日目=(平和学習の日)

平和の礎・平和祈念資料館→ひめゆり平和祈念資料館(ひめゆり学徒隊の手記を書写)→糸数壕→本部港フェリー乗船→伊江港着→伊江村への入村式

平和学習後、フェリーで伊江島に渡り民泊する
*民泊・・・伊江島のご家庭に宿泊させていただき、沖縄の方々やその生活などにふれあう機会を持つこと

●4日目=(離島家業体験・自然体験の日)

半日(午前中)家業体験、昼食も各民家で食べさせていただく

伊江港フェリー乗船→本部港着→海洋博公園→エイサー鑑賞・参加

●5日目=(那覇港クルーズ・帰京する日)

ナゴパイナップルパーク→那覇港ランチクルーズ→那覇空港出発→羽田空港着


===生徒たちの感想文===

(生徒A)
 僕の沖縄で最も印象に残ったことは三日目に行った伊江島での宿泊です。そこで僕達は一人のおじちゃんと仲良くなりました。名前は、上間さんといい小柄なのに力はとても強くて、強面なのにどこか優しくて、そんなおじちゃんが大好きになりました。おじちゃんの家は、民宿でとても料理が美味くて部屋も広くて風通しがよくて、とても良い宿でした。宿に着いた日の夕食後には、皆でサーターアンダギーを作りました。卵やかぼちゃ、バター、砂糖などを混ぜて、それをよくこねて丸くして揚げて作ります。最初は、全く丸く作れず形もいびつでしたが、三十個程作っていくと、だんだん手の動きも慣れ、素早く丸く作れるようになりました。もちろん味は格別。夕食を食べた後だったのに、あまりの美味さに無我夢中で食べ続けました。次の日には、海に連れて行ってくれました。沖縄の海は、エメラルドグリーン色で水は冷たく、潮はしょっぱかったです。一泊というのは本当に本当にあっという間で別れは本当に悲しくて港へ行きたくなかったです。十年後、絶対また民宿「うえま」に妻と行きたいです。

(生徒B)
「沖縄は行くと、住んでみたくなる土地だ」と以前、こんな話を聞いたことがあります。なるほど、全くそのとおりでした。
豊かな自然はもちろんのこと、県民の方々の優しさには感動しました。しかし、沖縄には戦争の痛みが生々しくも残っていて、それを思うと複雑な心境にもなります。当然ですが、自分は戦争を経験していません。辛さも、痛みも、苦しみも、悲しさも想像することしか出来ません。何と歯痒いことでしょうか。
「戦争はいけないこと」と全員が答えると思います。自分もそう答えます。しかし、それを「流れ」として答える人が殆どじゃないかと考えました。
「戦争は忘れられている」と平和講話で聞きました。「過去」として過ぎてしまっていると。そんなことはあってはなりません。忘れないためにも、話を聞いた自分たちはそれを多くの人に伝える義務があります。その上で、戦争を否定し続けなければなりません。
 そんな沖縄だからこそ、地元の人の優しさには深みがあります。だから、僕はまた沖縄に行きたいと思うのです。

(生徒C)
 高校生活最後で最大のイベントの沖縄修学旅行が終わってしまった。友達の存在のありがたさ、伊江島の人達の優しさ、戦争のむごさなどいろいろなことを経験し、感じた。沖縄での自然環境は東京では見たことのないものだったしまた違う文化にも触れることができた。「最も印象に残ったもの」はたくさんある。それでもやはり戦争の話や、糸数壕へ行ったことはとてもいい経験になった。戦争のはなしをあんなにリアルに聞いたのは初めてで、過去の人達の偉大さを改めて感じた。伊江島での民泊は大切な思い出となった。知らない人の家に泊まるというのは最初は抵抗があったが一緒にしゃべったり、笑ったりすることで本当の親子のように接してもらったので、すぐに仲良くなった。本当に楽しかった。
 この沖縄修学旅行で得たものは大きいものとなると思う。人生で最後の高校生活での仲間との旅行。これは一生に残る大切な思い出となるだろう。この沖縄修学旅行で学んだことを今後にいかせるかどうかは分からないけど、忘れることのできないものとなったのはたしかだ。

(生徒D)
 高2に進級し、この修学旅行が近づくにつれ、自分の中で沖縄に行くことを面倒に感じていました。修学旅行後に期末テストがひかえていることや、旅程の4泊5日がとても長く感じたこと、タクシー研修の行程もかなりテキトーに決めるなど、正直、関心が薄かったのです。でも、いざ沖縄に行ってみると、今では当たり前で普段は実感できていない、平和の尊さ、琉球の珍しい建物、東京では決して見られない美しい海など、どれも楽しいものだったり、深く考えさせられるものだったので、タクシー研修の行程をもっと充実したものにすべきだったと後悔しました。自分の中では、糸数壕に入ったのが一番印象的でした。行くまでは、懐中電灯や軍手は必要なのかと疑問に思っていましたが、実際に、入り口や通路は天井が低く危なかったり、ガイドの方に言われ、全員が明かりを消したら、全く光がなく、何も見えない状態となり、戦争当時ここに隠れていた人の辛さが少しでも伝わってくる気がしました。伊江島では、家の人がとても親しくしてくれたお陰で、楽しく過ごせました。家業体験ということで貝細工に挑戦しましたが、それも面白く、今では沖縄での体験すべてが有意義なものであったと僕は思います。

(生徒E)
 正直、僕はここまで沖縄が楽しい所だと思いませんでした。すごい環境が良くて、とても居心地が良かったです。1日目の首里城では写真撮影を夢中でしていたのを思い出します。2日目は、タクシー研修です。いい運転手のおじさんで良かったです。むら咲村ではサーターアンダギー作りとシーサー作りをやりました。どっちも初めての体験ですごい楽しく作れました。その日の昼食はサーターアンダギーでお腹いっぱいでした。3日目、とても印象に残ったのは伊江島への民泊です。始めは不安と緊張があったけど、とても良い家庭ですぐに馴染めました。山や海などに連れてってもらったり、ストラップ作りを教わりました。手作りのご飯もおいしかったです。4日目、短い間だったけど伊江島を去り、美ら海水族館へ行きました。たくさんの魚やイルカショーはとても興奮しました。5日目、パイナップルパークでパイナップルを食べ、ランチクルーズでは歌を聴きながら食べたりしました。清水君達のバンドはすごかったです。
 そんな4泊5日は長いようで短く、僕にとって忘れられない思い出になりました。沖縄に行かせてくれた親、学校ありがとう!





首里城にてひめゆりの塔平和の礎
伊江島(伊江ビーチ)那覇の牧志公設市場三線の体験中です


【特別授業】「ドラゴン桜」の英語教師のモデルの先生が「特別授業」!

 去る7月3日(土)に、漫画「ドラゴン桜」お馴染みの英語講師竹岡広信先生(駿台予備学校講師)をお招きし、高校2年生〔4限:全員必修〕に「ドラゴン・イングリッシュ基本英文100の効果的勉強法」、高校3年生(+高校1年)〔PM:希望者〕には「これから始めるセンター英語(ダイジェスト版)」というテーマで特別授業を行って頂きました。

 昨年に続き、今年で2回目のこのイベント。高校2年生は50分、高校3年生(+高校1年生)は50分×2コマという短い時間でしたが、生徒にとっては大変な励みとなると共に、今後の学習に繋がる様々なヒントを得る機会となりました。特に、高校2年生を対象とした授業は、英語を教わるというよりも、そもそも、勉強することの意義について、竹岡先生ご自身の体験や、かつての教え子の方を例に挙げながらお話し頂き、「やれば、必ず伸びる」という強烈なメッセージを伝えてくださいました。

 高校3年生を対象とした授業は、正に予備校の授業。しかし、講師が一方的に講義するのではなく、正解の選択肢を挙手して競わせたり、120名余りの生徒と一緒にセンター試験でよく狙われる英単語の発音・アクセントの猛練習するなど、テンポ良く生徒を授業に巧みに巻き込む授業で、午後の2時間があっという間に終わりました。

 入試まで半年もない高校3年生にとっては「夏を制すものは受験を制す」と言われる時期を迎えました。また、まだ高校生活の半分が残っている高校2年生にも、無為に過ごしてしまってはもったいない夏休みが始まります。京都から遠路はるばる来校してくれた竹岡先生の思いを受け止め、これをきっかけに、納得の行く勉強が自らできるようになることを期待したいと思います。

(英語科教諭A)

===以下は昨年度の「特別授業」の記事です===

■2009/12/19 【特別授業】あの「ドラゴン桜」の英語教師のモデルの先生が「特別授業」! 

竹岡広信先生(漫画「ドラゴン桜」の英語教師のモデル)が明法で「特別授業」!
 9月12日(土)の昼休みをはさみ、午前に高校3年生(全員)、午後に高校1・2年生(希望者)を対象として、英語「特別授業」が行われました。
 講師は、講談社の漫画雑誌「モーニング」で連載、またTBS金曜ドラマともなった「ドラゴン桜」で英語教師のモデルとなった竹岡広信先生(駿台予備学校講師)。
 午前、午後とも予定の50分をはるかに超える熱のこもった授業に、生徒は食い入るように耳を傾けました。英語の学習法にとどまらず「生き方」についてのお話も頂きました。以下に、受講後に行ったアンケートの抜粋をご紹介します。

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 「なぜ自分はできないんだ」勉強で行きづまると自分はいつもこう考えてしまいます。他人のせいにすることも少なくありません。今回の先生のお話を聞いてそんな自分のアホさを感じました。そう思うことで自ら向上するキッカケを消していたのではないか、そう思いました。自分は教育に強い大学に行き、教師を目指しています。数年後、自分が教える立場になったら上にあるキーワードを思い出してがんばりたいと思います。

 今回の授業ありがとうございました。竹岡先生のお話を聞いて勉強に対する考え方が変わりました。今一番自分に足りていなかった事を竹岡先生の言葉で気付かされた気がします。これから勉強をしていく上で、先生の言っていた「なにくそ!!」と「遠回りこそ最大の近道」という言葉を忘れずにしていこうと思います。

 多少、センターの英語が取れるようになってうかれていたが、もっと英文を読んでいって、大学入試なんて関係なく、どんどん英語力を伸ばしていこうと思いました。今から、使える英語にしようと決意しました。

【国際教育プログラム】第1期生の事前研修が本格的にスタート! 

★第1期生の事前研修が本格的にスタート! 

 本年度よりスタートした国際教育プログラムの柱、中期留学(約3ヶ月)制度。第1期生となる高校1年生13名の事前準備が本格的に始動しました。

 まず彼らの前に立ちはだかったのは出願書類の作成。A4版にしておよそ13ページの書類を全て英語で書き上げなくてはなりません。個人情報や学校情報を記載するための英問英答形式から、ホストファミリーへの自己紹介文や留学志望理由書などの自由記述形式まで、幅広いジャンルの英文を1人で書き上げなければなりません。中には、丸10日間かけてやっと完成させたという生徒も。生徒達が異口同音に口にした言葉は、「先生、マジで大変でしたよ~」。留学先では現地の高校生達と同様に扱われ、同じ土壌で学習を進めていくことになります。その苦労と比べれば、今回の出願書類作成など取るに足りません。
7ヶ月後に出国を控えた第1期生達、やっとスタートラインに立ったようです。

 出願書類作成作業が終了するや否や、6/21(月)からはGlobal English(インターネット英語学習)がスタート。レベル分けテストを基に、13名の受講生一人ひとりに対応した「マイ学習プラン(カスタマイズ版)」が作成されました。動画や音声をふんだんに含んだ課題内容を、毎日10分~20分かけて、約5ヶ月間学習を進めていきます。語彙・文法や読解、リスニングの学習はもちろんのこと、マイク付きのヘッドフォンを使って海外の講師の先生と英会話の学習もできるのがこのGlobal Englishの魅力です。学習記録は全てオンライン上で管理されるため、各人の進捗状況を担当教諭が適宜確認し、適切なアドバイスを与えることができます。

 現在、参加予定者の大半が準2級を取得済みですが、今後はこのオンライン学習を通して、全員が出国前に2級に合格することが目標となっています。

【部活動報告】バスケットボール部 夏季選手権大会で善戦!

★夏季選手権大会 結果報告

 先般行われた112地区夏季選手権大会において、本校のバスケットボール部(中学チーム)が2回戦で敗退するも、多摩大会優勝・都大会(春季)ベスト8の武蔵村山五中相手に善戦しました。

 試合中は終始、一進一退の攻防を繰り広げましたが、最後はあと1ゴール(2点)差というところで惜しくも敗れ、悔し涙を飲みました。

【試合結果】
1回戦 ... 対 東村山三中  ○67―40
2回戦 ... 対 武蔵村山五中 ●40―42

 3年生は7月下旬の東村山スポーツ大会で引退を迎えますが、残り1ヶ月間チーム一丸となり、目標目指して頑張っていってほしいと思います。

【明法中学校バスケットボール部紹介】

 中学チームは"RUN&GUN"を標語に掲げ、基礎基本の定着を重視し、守って走るアーリーバスケットのチームを目指しています。中学からバスケットボールを始めるといった部員が大半を占める中、中高6ヵ年計画での選手の育成が特徴です。通常の放課後練習に加えて、始業前の早朝練習(自手練習)にはほとんどの生徒が参加し、シュートの精度に磨きかけ、個人の技術不足を補います。
 また、常日頃から高校生と合同で練習や試合ができるといった中高一貫特有の恵まれた環境も手伝って、1年半もすると市内中学校のミニバス経験者たちとも伍して戦えるようになってきます。

〔活動日〕
月・火・木・土・(日)
*日(祝)は主に練習試合
*GW中・夏休みに合宿あり


 
 


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