[an error occurred while processing this directive]
[an error occurred while processing this directive]

2010年6月 - 明法ニュース

【教育講演会】「いいとこ探しをしていますか?」(在校生保護者対象)

★★教育講演会「演題:いいとこ探しをしていまか?」

 さる6月5日(土)午後1時半より、本校講堂にて保護者対象の教育講演会が開かれました。参加者は約320名。

 講師の先生は、埼玉県警の少年相談係を勤めたあと、埼玉県南部地区の生徒指導アドバイザーや県立総合教育センターの相談員、各地の適応指導教室等で就学指導や教育相談のお仕事を担当されました。そして現在、その豊富な経験と深い識見をベースに、本校にて学校カウンセラーとして活躍していただいています
(5年目)。

 今回は、交流分析(※注)の考え方を基調に、約1時間、思春期の生徒と親の向き合い方について、平易に、かつ心に染み入るお話をしていただきました。

※注:交流分析(TA=Transactional Analysis)-----カナダの精神科医エリック・バーンによって提唱された、人格と、個人の成長と変化における、体系的な心理療法の理論

【体育祭】実行委員長から寄稿がありました

体育祭を終えて

 今回、第47回体育祭実行委員長をやらせていただきました清水です。なぜ私が体育祭実行委員長をやったのかというと、私が中学1年生の時、当時の体育祭実行委員長の先輩のがんばる姿を見て、それに感動を受けたからです。それ以来ずっとやってみたいと思っていました。

 今回の体育祭では、新しい試みとしてハーフタイムショーをおこないました。私は委員長としての仕事の他、そのハーフタイムショーの準備も担当しました。

 高3の先輩と高2、高1、中3のメンバーと力を合わせてがんばりました。まずショーの企画をどのようにするか、漠然としたものを決めました。その後、具体的なものを決めていくうちに、困難に直面して、準備が一歩も進まない場面が出ていきました。そんな時は、毎日、夜の7時過ぎまで学校に残って、みんなで知恵を絞り計画を立てました。遅い時間まで残って、一緒に考えてくれた先輩やメンバーにはとても感謝しています。そしてショーも本番では何とか成功をおさめる事ができました。

 また、実行委員会顧問の先生をはじめ、その他の体育祭実行委員の人たちにはとても迷惑をかけたと思います。しかし、委員みんなが不平を言わないで、協力してくれました。

 最後に、顧問の先生、委員のみんなには心から感謝しています。そして何より、体育祭が成功したので、とても嬉しいし、正直、ホッとしました。


体育祭実行委員長 高校2年 清水 守




400mトラックに全員集合で開会式リレーで激走
騎馬戦
(注 画像はすべて過去の大会のものです)


【特別授業】JICAから講師をお招きし国際教養講座を開きました

 6月14日(月)に高校1年生を対象にJICA(国際協力機構)から講師をお招きして国際教養講座がおこなわれました。
以下、高校1年学級通信からの抜粋です

===学級通信第5号===

国際教養講座① ~国際協力・開発支援~

 現在、日本はアジア諸国との距離を急速に縮めています。君たちが日常的に利用している(!?)小川駅周辺にあるセブンイレブンやファミリーマート。中国や韓国、台湾等、従来の東アジア店舗に加え、近年ではタイやベトナム、そしてインドネシア等の東南アジアにまでその勢力を伸ばしています。先般、日本経団連が政府に向けた政策提言の中で、アジア経済戦略(アジアと共に成長する日本)の重要性を喚起しました。中でも特筆すべきは、アジア途上国におけるインフラ(社会基盤・設備)整備が喫緊の課題であるという指摘...。

 6月14日(月)に予定されている第1回・国際教養講座~今、自分たちにできる国際協力って何だろう~では、JICAから講師の先生(青年海外協力隊経験者:インドネシア)をお招きして、講演・ワークショップが行われます。上述の内容、普段、地理Aや英語Ⅰで学習している内容を念頭に置きながら、受講してくれることを期待しています。

===学級通信第6号===

 14日(月)に開催された第1回・国際教養講座(国際協力・開発支援)。E組のみんなはどんな思いを抱き、新たな決意を胸にこれからを過ごすのでしょうか。

★心に残ったキーワード *ワークシートより抜粋

○自分の中の当たり前と他国の当たり前は違う。
○物を与えるのではなく、人に技術を伝えることが大事。
○日本にもインドネシアにも国それぞれに良い所がある。
○インドネシアにはトイレットペーパーがない。
○めしが15円~30円しかしない。
○貧しい家に生まれた子供は、貧困からは抜け出せない。

★感想 / 今後自分ができる国際協力とは... *ワークシートより抜粋

○今から国外の事を勉強して、20歳を過ぎたら青年海外協力隊に入り、安全な国づくりをしていきたいと思った。
○国際協力とは、「国際協力って何だろう?」と考える瞬間のことだと思った。海外へ出て実際に協力してみたい。
○青年海外協力隊は聞いたことはあったが、どんな事をやるのかは知らなかった。色々な職種があるのがわかった。
○インドネシアではお金がないと命の危機でも治療が受けられず、死んでしまうというのはショックだったし、可愛そうだと思った。ささいなことでも人の救いになることをしたいと思った。
○インドネシアは思った以上に貧乏じゃなかったが、蚊に刺されてマラリアになるのは嫌だと思った。なんかだらだらこんなに遊んでいると、彼らに悪いな~と思いました(XoX)。
○ボランティアは疲れるだけだと思っていましたが、ボランティアをすることによって自分も変えられるし、外国の人たちの役に立つことをやってみたいなーと思いました。
○例えそれが少数でも、色々な価値観を学べば、国と国を結ぶことができると思った。僕も色々な価値観を学びたい。
○自分も国際社会の一員という意識を持って、これからはしっかりとニュースを見て世界の色々な国に目を向けていく。
○1円でもいいから募金に協力したい。物の無駄遣いをしない。世界の人たちを想いながら行動すれば、少しは自分の生活の仕方も変わってくると思う。
○自分の当たり前は、住んでいる環境で決まることを知った(文化の違い)。特に、インドネシアでは宗教(イスラム教)に属する人が多いので、そのあたりの生活が大きく違う。
○日本と外国では違いがあり、外国に滞在するのは大変だ。
○文化の違いや宗教の違いを実際に体験した人の話を聞き、世界の広さを改めて実感しました。

===ホームページ編集者注===

 本校では2010年度より国際教育プログラム(希望制)をスタートさせました。今回の国際教養講座(高1生全員参加)もその一貫として企画されたものです。以下に学校案内の「国際教育プログラム」紹介文を掲載します。

===学校案内===

「高度な英語力を有した国際教養人」を育てる明法の国際教育プログラム
 
 国際化が進む現代において、政治・経済・文化・科学どの分野をとっても、もはやそれらを一国のレベルで語ることはできません。今後、国際社会はより一層地域間・国家間における連携性を強め、日本にいたってはアジアやオセアニア地域・諸国との相互扶助関係が不可欠になってくるでしょう。それに伴って、今や国際語としての地位を確立した英語の需要は、これまで以上に高まってくるに違いありません。
 
 そんな中、明法では「高度な英語力の習得」と「国際的な教養力の醸成」を目指した教育環境整備を進めています。

 その1つが、今年度より始まった希望者対象の中期留学プログラムです。高校1年次の1月下旬より、オーストラリアの私立学校に一学期間(約3ヶ月間)在籍し、全ての授業を現地の生徒達と共に受講します。留学を通して、語学力の向上を図ることはもちろん、自立した生活習慣の確立や、自己・自国を相対化できる幅広い視野の育成を目標としています。

 帰国後は、高校2年次から始まる文系選択科目のアカデミック英語コースや高校3年次の難関大学個別指導プロジェクト(読解・作文)など、必要に応じて、留学で身につけた英語力を更に磨いていくためのコースも用意されています。
 


 
 
 


【部活動報告】山岳部 新入生歓迎合宿に行ってきました

★アウトドア・山岳部 新入生歓迎合宿
                       
 アウトドア・山岳部が、5月29日(土)~30日(日)の1泊で「新入生歓迎合宿」を行いました。
 参加生徒は3名の中学1年生を含めて15名。今回の目標は六ツ石山山頂です。 

 午後1時半、参加者がザックを背負って部室前に整列すると、いつものことですが、何人か部員以外の生徒が見送りに来てくれます。その中の一人が「奥多摩かあ。でも雲取なんかいかないですよね。」と言うので、「雲取ならもう何回も行ったよ」と答えると、「へー。本物の山岳部なんだ。すごい」と驚かれました。学校内での「広報活動」が足りないな、と反省しました。

 午後2時に出発し、ベースの氷川キャンプ場に向かいました。小雨が降る中、午後4時頃からテントを設営し、6時半頃に夕食となりました。メニューは「焼き鶏丼とキャベツスープ」。前部長の高校3年生と中1生の"力作"です。夕食後のミーティングでは「明朝すぐ帰る」「午前中は休憩」「登山をやめて『奥多摩むかし道』ハイキング」「途中まで行ってみる」等の案が出されましたが、結論保留のまま就寝時刻となりました。

 翌朝6時、雨は降り続いているものの、空が明るくなってきたので「登山決行」となりました。
 山道に入ってしまえば、樹木のおかげで雨水はほとんど気になりません。霧が立ちこめる幻想的な山林の中を黙々と歩いていきました。途中何度か陽がさして明るくなりましたが、12時過ぎに全員が登頂しても霧雨が続いていました。
 簡単な昼食を済ませ下山をはじめ頃から、雨が弱まっていきました。雨が止んでしばらくたち、午後4時頃キャンプ場に無事帰着しました。雨天の中での撤収作業を考えると、運が良かったといえます。

 六ツ石山は、「初心者練習コース」という位置づけで例年この時期に登っています。道に迷う心配などはありませんが、往復5時間はかかり、中学1~2年生にとってはかなり厳しい行程です。また、霧雨の中ということで視界も足場も悪く、それなりにスリルもありました。このコースを余裕で歩き通した3人の新入生は、将来有望といっていいでしょう。翌日は通常の授業ですが、全員元気に登校しました( 当然です )。

 今年中に「六ツ石山頂 → 鷹ノ巣山」という、本格的な登山も計画されることでしょう。
今後は、もう一回近場の夏山で練習し、夏休みには2~3泊で富士山に行く予定です。

〔報告者〕 アウトドア・山岳部 顧問




 
氷川キャンプ場でベースキャンプとなるテントを設営六ツ石山山頂で記念写真 
 
杉の植林の中を歩く多摩川の流れ 


【部活動報告】空手部(中高一貫) 試合結果報告

★第九回中部大会

 静岡県富士市"ふじさんめっせ"で行われた、円心会館第九回中部大会の高校生の部に、高2生徒一名が出場しました。他流派を含め、全階級で128名がエントリーした大会で、非常にレベルの高い試合が展開されました。

 残念ながら明法生は初戦で負けてしまいましたが、前日の体育祭の疲れの残る体で、一回り大きな相手選手に最後まで向かっていく姿は素晴らしいものでした。セコンドに就いてくれた同級生の存在も背中を押してくれたことと思います。
カテゴリー
最近の記事
月別
[an error occurred while processing this directive]