明法ニュース 部活動

【部活動報告】山岳部 新入生歓迎合宿に行ってきました

部活動
★アウトドア・山岳部 新入生歓迎合宿
                       
 アウトドア・山岳部が、5月29日(土)~30日(日)の1泊で「新入生歓迎合宿」を行いました。
 参加生徒は3名の中学1年生を含めて15名。今回の目標は六ツ石山山頂です。 

 午後1時半、参加者がザックを背負って部室前に整列すると、いつものことですが、何人か部員以外の生徒が見送りに来てくれます。その中の一人が「奥多摩かあ。でも雲取なんかいかないですよね。」と言うので、「雲取ならもう何回も行ったよ」と答えると、「へー。本物の山岳部なんだ。すごい」と驚かれました。学校内での「広報活動」が足りないな、と反省しました。

 午後2時に出発し、ベースの氷川キャンプ場に向かいました。小雨が降る中、午後4時頃からテントを設営し、6時半頃に夕食となりました。メニューは「焼き鶏丼とキャベツスープ」。前部長の高校3年生と中1生の"力作"です。夕食後のミーティングでは「明朝すぐ帰る」「午前中は休憩」「登山をやめて『奥多摩むかし道』ハイキング」「途中まで行ってみる」等の案が出されましたが、結論保留のまま就寝時刻となりました。

 翌朝6時、雨は降り続いているものの、空が明るくなってきたので「登山決行」となりました。
 山道に入ってしまえば、樹木のおかげで雨水はほとんど気になりません。霧が立ちこめる幻想的な山林の中を黙々と歩いていきました。途中何度か陽がさして明るくなりましたが、12時過ぎに全員が登頂しても霧雨が続いていました。
 簡単な昼食を済ませ下山をはじめ頃から、雨が弱まっていきました。雨が止んでしばらくたち、午後4時頃キャンプ場に無事帰着しました。雨天の中での撤収作業を考えると、運が良かったといえます。

 六ツ石山は、「初心者練習コース」という位置づけで例年この時期に登っています。道に迷う心配などはありませんが、往復5時間はかかり、中学1~2年生にとってはかなり厳しい行程です。また、霧雨の中ということで視界も足場も悪く、それなりにスリルもありました。このコースを余裕で歩き通した3人の新入生は、将来有望といっていいでしょう。翌日は通常の授業ですが、全員元気に登校しました( 当然です )。

 今年中に「六ツ石山頂 → 鷹ノ巣山」という、本格的な登山も計画されることでしょう。
今後は、もう一回近場の夏山で練習し、夏休みには2~3泊で富士山に行く予定です。

〔報告者〕 アウトドア・山岳部 顧問




 
氷川キャンプ場でベースキャンプとなるテントを設営六ツ石山山頂で記念写真 
 
杉の植林の中を歩く多摩川の流れ