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第51回入学式-校長式辞をご紹介します

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入場前待機中の新入生1.JPG入学許可の瞬間.JPG入学者宣誓1.JPG

  




  本日4月9日(水)、第51回入学式が行われました。素晴らしい天気の中、明法中学1年生に47名(うち今年度スタートする明法GE(グローバル・エンデバーズ)が13名)、明法高等学校1年生に116名が、厳かな入学式に臨みました。

 入学式での校長の式辞を抜粋して掲載します。

入学は新たなるスタートです。

そのスタートにあたり、私は諸君に3つのことを要望します。

一つ目は、「よき習慣を身につける」ということです。
今年の卒業生は、大学合格実績で例年以上の成果を挙げました。それは、学習時間の確保を徹底したからです。部活での疲れや遊びたい心と戦い、スケジュールの調整や工夫などの時間の管理を身につけ習慣にしたのです。よき習慣は第二の天性となり、将来を切り拓く力となるでしょう。
 
二つ目は、「思いやりの心をもつ」ことです。                        
思いやりの心は、すべての人は助け合って生きているということの実感と自覚から生まれます。学校生活を通じて実感と自覚を強くしてください。思いやりを通じて出来た友人は生涯の宝、これからの人生を豊かに力強く支えてくれます。 
 
三つ目は、「何事にも挑戦する」ことです。
日本の将来には、少子高齢化と人口の減少、グローバル化による就職難が待っています。諸君が迎える新しい時代がどんなに厳しくとも、逞しく生き抜く、タフな男になって日本を支えて欲しいと思います。

 挑戦すれば失敗もあるでしょう。挑戦して失敗を成功の糧にする「逞しい男になる」ことを切に願っています。しかし、様々な悩みや苦しみに出会ったときは、家族、友だち、先生、誰でもいいから相談してください。必ず道は開けると思います。

 本校は今年創立50周年を迎えます。新たな50年へのスターです。
50周年を記念して、校舎の改修などを行ってきました。工事関係の人から「明法生は気持ちよく挨拶してくれるのでやる気が出る」と聞いたときは大変嬉しかったです。これからもコミュニケーションの第一歩、明法生としての誇りあるあいさつをしてください。

  校舎改修と同時に学校改革も行ってきました。中学については、グローバルエンデバーズ(略称GE)という新しいコース1クラス、および英数習熟度別授業を柱とする2クラスの設置です。高校では、特進クラスと大学進学別4コース制の設置です。ターム留学を柱とするGSPも整備されました。

 改修も改革もすべて生徒のため、生徒諸君の一層の頑張りを期待したいと思います。

 本日出会った新しい仲間と仲良くし、楽しい学校生活を作ってください。学校生活は「自分から進んで作る」もので、待っていてはいけないと思います。

 最後になりますが、保護者の皆様にお願いがございます。

 ご家庭では、ご子息をよく観察して成長したところ良いところを認めてください。
 また、ご子息の気持ちを正面から受け止めよく話を聞いてください。子どもと共に成長する気持ちを大切にしてください。

 本日から、保護者の皆様と我々教職員は分担して、また協力して生徒諸君の教育にあたることになります。保護者の皆様と我々教職員との信頼関係が何より大切です。何かございましたも、生徒の前で学校批判をすることなく、学校にご連絡をいただきたい
と思います。
 
 終わりに、新入生諸君の楽しく充実した明法生活を願って式辞といたします。

新入生は中高とも明日からオリエンテーションを受け、明法生として生活がスタートします。