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明法ニュース

【行事】第51回卒業証書授与式が行われました

卒業式2.JPG 3月4日(土)、本校の第51回卒業証書授与式が行われました。少し肌寒いながらも青空の下で、51期生112名が無事に本校を巣立っていきました。午前中の卒業証書授与式に続き、卒業を祝う会が行われ、和やかな雰囲気の中で、卒業生から担任や保護者に感謝の言葉が伝えられました。

 卒業を祝う会の中で、担任団から生徒へのサプライズ・プレゼントがありました。明法生活6年間をまとめた映像が納められたDVDです。その場でも上映され、懐かしい写真や動画を見た卒業生たちは大きな歓声を上げていました。思い出のいっぱい詰まった映像から、生徒を第一に考え、大切に育ててきた思いが伝わってきました。

 それでは、卒業証書授与式での校長の式辞をご紹介します(一部を省略しています)。

 理科棟の東にコブシの大木、第八期生の卒業記念樹があります。「北国の春」の歌詞に出てくる「こぶし咲く」のコブシですが、春の日差しを受けて、咲き始めました。まもなく白い花が梢いっぱいに広がり、本格的な春の訪れを告げることでしょう。紅梅・白梅に続き、明法の木々には春の息吹が充ち満ちて、卒業生の門出を祝っています。

 卒業生の諸君、卒業おめでとう。ただ今、卒業証書を一人ひとりに渡しましたが、個性あふれる姿は今日までの成長の証、感慨無量とはこのことをいうのだと実感しました。心からお祝いを申し上げます。
 今回の卒業生は、五十一期生です。創立五十周年式典のときは高校一年生、明法の新しい歴史は諸君とともに始まったといえます。五十一期生の特徴は、部活動などを「最後までやりきる」学年だったと思います。非認知能力の一つが忍耐力ややり抜く力と言われておりますが、その能力を培うことができたのは、生徒と担任団の厚い信頼関係が基盤にあったからだと思います。
 
 五一期生の中学一年からの六年間を振り返ってみたいと思います。
 中学一年のオリエンテーション合宿は長野県の車山高原、中学生活の基本を学びながら親睦を深めました。体育館では生徒も担任団も綱引きで全力を出し合いました。新年の百人一首大会では個人優勝をする中一を排出、上級生をアッと言わせました。中学二年のフィールドワークは黒部・立山。黒部ダムの迫力に圧倒され、室堂ハイキングでは雷鳥を見つけて証明書をゲット、また雪渓の上まで上った生徒にハラハラ肝を冷やしました。中学三年の研究旅行は京都奈良。鹿せんべいを食べた生徒もいましたが、班別行動の事前準備をきちんと行い、自主的行動を見事にやりとげたことが、学年の成果、誇りとなりました。
中学三年の体育祭では、学年対抗の大玉送りに、担任団は新作戦「座って転がす」を考案、見事に成功して優勝。生徒と担任団が一丸となって取り組んだことは大きな喜びを生みました。明法祭では、中三Bがクラスサークルとして、校門を飾るアーチに挑戦。大量の流木を組んで「みんなのGOGO丸」という船を作成しました。「ダイナミックな立体芸術」である巨大アーチとしては三代目、サークルが作成する巨大アーチとしては初代のものとなりました。

 高校一年では、高入生二十六名が入学しました。高入生は、礼儀正しく元気、落ち着いていてまじめ。高入生の一人ひとりが持っている個性は、明法に新しい文化と活力をもたらしてくれました。部活動や行事を通じて、高入生と中入生の融和は完全なものとなり、互いに良いところを取り入れて、ステップアップした明法の高校生になりました。 

 さて、素晴らしい高入生ですが、ある雪の日、イタズラで前庭に雪の「トグロ」を作りました。中学生が便乗して大騒ぎ。この日は学校説明会の日、広く雪かきをさせられたことがありました。高入生のユーモアが生んだハプニングは、卒業後も酒の肴になることでしょう。
 高校二年の沖縄修学旅行、平和学習には、制服で臨みました。伊江島の民泊では地元の人の暖かいもてなしを受け、すてきな思い出となりました。豚の丸焼きでは、準備を手伝い、互いに気遣いながら食べましたね。エイサー鑑賞では、演奏者と生徒が混然一体となって演奏し踊るという、男子校ならでは盛り上がりが出現、心から楽しみました。
 高校三年の体育祭での明法リレー、高三全クラスのアンカーは担任、追い越されても総合順位には影響がなく、高三Bが優勝しました。五十一期生の体育祭優勝は高二からの連覇です。ここにも生徒と担任団の厚い信頼関係、一緒に心から楽しむ姿を見ることができます。競技の後の競技者全員で行うコミカルな「礼を尽くす」という一斉行動はすでに伝統となり、競技を和やかに真剣に進めることにつながっていると思います。
 
 さて、現代は技術革新による第4次産業革命と言われています。蒸気機関、石油と電気による大量生産、コンピュータ制御に続く産業革命です。AI(人工知能)やロボット、IoT(モノのインターネット)などによって産業構造の転換が進みます。新たな事業やサービスが誕生し、今より快適で便利になることでしょう。しかしその反面、従来の職業の多くは、AIやロボットが代行し、就職難と所得の格差拡大が起きるでことしょう。加えて、世界では人口増、日本は人口減少と少子高齢化が進みます。誠に難しい時代に諸君は生きることになります。正解の無い時代と言われていますが、それは、日本が、世界が、人類が初めて経験する事柄なのです。
 このような時代ではありますが、諸君にはどんなときでも逞しく生き残って欲しいと思います。失敗を恐れず挑戦する勇気、失敗も成功の糧とするしぶとさを持ってください。人の生き方がますます問われるようになりました。「人としての幸せとは何か」という、この難しい問を考え、生きていくことになります。生き方が難しい時代だからこそ、記念ポストにある、明法創立者小谷喜美先生の言葉「世界の平和に貢献せよ」を心の底に置いて考え行動してください。そして、悩んだり疲れたりしたら明法の友だち、先生に相談してください。明法は「輝く青春を過ごした」第二の故郷、諸君の帰りを待っています。
 
 諸君に二つの言葉を贈ります。レイモンド・チャンドラー「逞しくなければ生きていけない、優しくなければ生きる資格は無い」。ヴィクトール・フランクル「どんな時も人生には意味がある」。
 
 最期になりましたが、保護者の皆様にお祝いとお礼を申し上げます。
中学生高校生の時代は、成長の著しいまさに怒濤の思春期、様々なご苦労があったことでしょう。しかし、今ここに高校を卒業して社会に飛び立つ逞しいご子息がいます。卒業を心からお祝い申し上げます。そして、本校の発展のために常に暖かいご支援とご協力を賜りましたことに厚く厚くお礼を申し上げ、式辞といたします。

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