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【美術同好会】「東京都現代美術館」に行ってきました

部活動
===美術館鑑賞活動報告(美術同好会)===

2010年12月18日(土)に江東区三好にある「東京都現代美術館」に行ってきました。
 参加したのは美術同好会メンバーの5人。『トランスフォーメーション展』と『オランダのアート&デザイン新・言語 展』を鑑賞しました。

 この美術館は古典的な東洋・西洋美術からデザイン、現代アートまで、様々な展覧会やイベントを行っている人気の美術館です。鑑賞会当日も年齢や性別を問わず、美術館は多くの人で賑わっていました。

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★『トランスフォーメーション展』の概要
生きることは変わること。細胞や知識の更新、時代、環境との出会い、また想像力によって、日々私たちは変わっていきます。この展覧会は、「変身-変容」をテーマに人間とそうでないものとの境界を探っていく内容でした。インターネットやグローバル経済、テクノロジーの発達によって、従来の社会に属する「人間」という形がぶれはじめ、その存在には、かつてないほどの多様性が生まれつつあることを感じ取れました。

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★『オランダのアート&デザイン新・言語 展』の概要
1990年代から、その前衛的なアプローチにより注目を集めたオランダ・デザインは、大量消費社会に多くの人々が違和感を覚え始めた時代の変化を背景に存在感を高め、いまや世界のデザインにおけるトレンド・リーダーの役割を担っています。オランダの作品との接触によって、私たちの生活感覚に驚きとユーモアを与え、イマジネーションが自然と広がっていくのを感じ取れました。

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★生徒の感想 

 今回鑑賞した作品は、今まで見た作品の中でも特に意味不明な物が多く、ある意味大変でした。僕が思うに、現代美術やデザインは、技術や手法を重視するより、その作品に込めた思いを重視しているのではないかと思います。
 鑑賞後にもそれぞれの作品の意味を調べてみましたが、奥が深く、なるほどなと思うことが沢山ありました。次回もまた鑑賞会に参加したいと考えています。(中学3年部員)