雨と濃霧の中2フィールドワーク(伊豆大島)2日目 波乱の展開!
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雨と濃霧の中2フィールドワーク(伊豆大島)2日目 波乱の展開!
雨と濃霧の中2フィールドワーク(伊豆大島)2日目 波乱の展開!
予想通り雨の朝でした。軒先で体操をし、バイキングの朝食。生徒たちはどんなおかずを取ったのでしょう?
行程は、悩みに悩んだ結果、午前と午後を入れ換えることとしました。そこでまずは大島名物、椿の資料館から。大島の産業がテーマの班は、入念に調べていました。
2番目は郷土資料館。大島という島がフィリピン海プレート上にあって、本州に年間4センチメートルずつ近づいていることから、火山島なので水が乏しく、昔は水に苦労していたことなど大島の生活についてまで、研究員さんの丁寧な説明に聞き入っていました。土間といろりがある古民家も見学しました。
お昼は三原山登山口にある歌乃茶屋。あしたばの天ぷら、あしたばそばなど、郷土料理です。みんなよく食べてます。
午後は大島で最高級の濃霧に見舞われ、山頂行きはあきらめ、溶岩とその上の植生を調べるツアーとしました。ネイチャーガイドさんに説明をしてもらいながらの山歩きです。濃霧の山での勝手な行動は命取りなので、班長を中心に班員の点呼を再確認し、ちょっと緊張しながら出発しました。
視界はせいぜい30m。山はまるで見えず、近くの植物と足下の溶岩と虫を観察しながら歩きました。ガイドさんのお話は具体的で、生徒たちはとても興味深いようすで聞いていました。
植物がまだあまり生えていない「裏砂漠」と呼ばれる場所に到着しました。珍しい濃霧中登山の証拠として記念写真を撮ったあたりから霧が晴れてきました。