明法ニュース 校長ブログ

【明法散歩道】2016年4月号

校長ブログ

「大学合格の秘訣は・・・」、熱心に聞き入る中学2年生!

先輩中2に語る.jpg 3月19日(土)の3学期の終業式後、中学2、3年生対象に進路ガイダンスが行われた。中学2年生は学年集会において、中学3年生は修了式の「先輩からの激励の言葉」の中での実施。いずれも今春、難関大学を合格したばかりの2名の卒業生(慶応大学、千葉大学他合格)によって、熱い話が後輩たちに語られた。受験への取り組み、勉強や生活について、今どう取り組むべきか?

①中学時代は先生の指示に従い、授業に集中すべし。

②苦手科目を克服し、えり好みせずすべての科目に取り組む。

③自己管理、生活を自分でコントロールできるようにする。

 ※起床、就寝、勉強開始の時刻を定める明法"3点固定"は重要!

2人は、理系、文系それぞれの立場からメッセージを送った。

・定期考査では、1科目でもいいから100点を取る!

・100点へ向けての徹底した勉強に意味がある。そしてあとになって役立ち自信につながる。

・受験は自分との闘いなので、しっかりメンタル面を鍛えておく。

・与えられた勉強はだめ。自ら計画し、工夫することで力が付く。

中2生からいくつか質問が出た。

Q「志望校はいつ決めたのか?」

A「中3頃から考えてはいたが、最終的に決めたのは高3になってから。自分が面白いと感じる学問分野を決め、それを学べる最高峰の大学を目指した」

Q「どうやって勉強すればいいのか?」

A「受験期は効率最優先での学習、中学の頃は全体を学習する。自分で目標を定め、取り組んでいかないとだめ。」

Q「進路に対する意識、モチベーションをどう作っていけばよいか?」

A「自分で様々な場におもむき、進路に関する知識を得る。異性への憧れも勉強等のモチベーションに変える」

中高一貫の強み!  ~中学生、大学受験さらにその先を目指す~

 中学2年生が高校卒業生に質問をする。公立ではありえない光景である。明法では学校行事、委員会、部活動等が中高一緒で行われている。年の離れた高校の先輩の話を、素直に、かつ真剣に聴ける土壌がある。 明法中学生が目指しているのは、高校受験ではない。自らの足元をしっかり見つめ、生活を立て直す。自らの人生を意識し、大学受験を目指す。そして、さらにその先への取り組みが、始まろうとしていた。 (文責:教頭 早乙女 勤)