明法ニュース 教科指導

【教科指導】ツルグレン法により土壌中の生物を観察しました〈サイエンス・ラボ 報告②〉

教科指導

サイエンスラボ②-1.JPG前回は作成したばっかりのパスツールピペットを使い、理科棟横の有機物の豊富な池(!?)から微生物を採取して、光学顕微鏡で観察しました。生徒達はたくさんの水中微生物を観察することで生物多様性を実感することができたと思います。

 

今回は、ツルグレン法を用いて土壌中に生息する小動物を実体顕微鏡で観察しました。ツルグレン法とは,採取してきた林床の土壌や落葉を白熱灯の熱で乾燥させることにより土壌中の小動物を装置下部に追い落として採集する方法です。ところどころから「気持ち悪い~!!」との声が響いていましたが、生徒たちは終止楽しそうでした。これらの生物のおかげで生態系が成り立っていることを伝えると、「ありがとう~」

             の声も() 

サイエンスラボ②-2.JPGサイエンスラボ②-3.JPG◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

 理科専門棟を持ち、創立以来理科教育に力を入れている本校では、今年度より中学3年で新たに理科の授業時間を週1時間増やし、クラスを2分割した少人数実験講座(サイエンス・ラボ)を始めました。実験を通じて「本物に触れる」、これが明法が大切にする教育です。

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