明法ニュース 明法散歩道

【明法散歩道(校長・教頭ブログ)第4回】

明法散歩道
 11月2日(水)、スポーツ大会の開会式が本校講堂で行われた。冒頭、生徒会長の挨拶があった。「待ちに待ったスポーツ大会。天気もいい。みんなで盛り上げ、目一杯がんばろう!

 でも、けがをしないように。湿布はいらない。俺たちのスポーツマンシップを貼ろう!」

 いつもパワー全開の馬場会長(高2、野球部)、今日はどうにか的を射たらしい。司会の相川副会長(高2、野球部)も思わず苦笑。明法らしいさわやかな空気が講堂全体に広がった。
明法の学校行事は、ほとんど中学・高校一緒に行われるが、このスポーツ大会は別だ。先週は中学の大会があり、今日は高校の大会である(中学生は学力テストを行っている)。種目は、サッカー、ソフト、バスケットで、クラス対抗で競う。

 明法のスポーツ大会には細かいルールはないが、ひとつだけ厳しい"掟"があった。それは、「反則は負け」である。サッカーで一番厳しいのはレッドカードで選手退場だが、明法では、選手の不正行為は、チーム全体の敗北を意味する。

 審判を始め、HR委員会を中心とした、生徒会が主体で取り組む。受験を控えた3年生(46期生)も、この日は真剣だ。5月の体育祭で健闘した3年生も、この時期は体力が落ちている。しかし、気持は負けていない。優勝こそ逃したものの、2位、3位を確保し、意地を見せた。

 閉会式では、川窪HR委員長(高2、バドミントン部)から「みんな最後までよく戦い、力を出し切りました。大会を支え、準備をしてくれた人たちにも感謝します・・・・」とのメッセージ。

 閉会式が終わったのは4時半。グランドは、すでに灰色のベールをまとい始めていた。やがて、生徒もいなくなり静寂があたり一面を支配する。芭蕉の「兵(つわもの)どもが夢のあと」というのだろうか。ひんやりとした秋色の空気が心地よい。

 今年、最後の3年生を送り出す担任の児玉先生。ポケットに両手を突っ込みながら、静かに、そしてやさしく生徒を見つめていた。
                       
(文責:教頭 早乙女)