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【国際教育プログラム】国際教育プログラム通信 No.3より

教科指導
国際教育プログラム通信(No.3)に掲載された本校教員の寄稿文を掲載しました。

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~~ 「コミュニケーション時代」と「第3の開国期」の到来~~ 

---「個人」がグローバル化していく時代---

 本年度(2010年度)の海外語学研修を終えて間もなく、「帰国後も高1のある生徒がFacebookを使って、現地オーストラリアの高校で友達になった生徒と交流を続けている」との情報を耳にした。

 早速オンラインで確認してみたところ、なんと本校生徒も現地校生徒も、複数名が参加して一種のソーシャル・ネットワークが確立しているではないか。これは一昔前の、赤白青色封筒のエアメール文通時代と比べると、パラダイムシフトとしかいいようがない。

 時代が農業社会→工業社会→情報社会→「コミュニケーション社会(時代)」へと移行しつつある証拠だ。

 語学研修から帰国後も、ネット上でBlogやFacebook、WikiやSkypeなどのいわゆるWeb2.0ツールを使い、子供たちは国境を越えた「コミュニティー」を維持、ひいては拡大できる時代が到来したのである。

 これに加え、今後は世界各国・地域とのFTAやEPAの締結・発効に更に拍車がかかることが予想され、経済面や文化面でも世界のボーダレス化(グローバル化)が進むことは必至だ。

 日本は、第1次開国期(明治維新)から第2次開国期(戦後)を経て、今まさに「第3次開国期(現在)」へと突入したといっても過言ではない。

 国家や会社のみならず、「個人」がグローバル化していく素晴らしい時代。そんな新時代に、今や世界共通語である英語を学ばない理由など、どこにあるだろうか。

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いよいよ1月28日(金)、12名の生徒たちが中期留学に出発します!!