明法ニュース 教科指導

【国際教育プログラム】第2回事前研修が実施されました 

教科指導
国際教育プログラム通信第2号より掲載しました。

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★留学成功に不可欠な4種の神器を身につける!

 7/12(月)、期末考査が終わるやいなや、中期留学第1期生の13名は事前オリエンテーションに参加。半年後に控えた留学を実りあるものにするために、この夏休みから事前に取り組んでおくべき課題についての確認を行いました。

 1つ目は、「自分の身の回りのことは自分で行う」習慣を身につけること。例えば、布団の上げ下ろしやベッドドメーキングを毎日行うこと。食器は必ず自分で片付けをし、皿洗いの手伝いをすること。休日は自分で食事を作ること。これらは全て、現地では高校生として当たり前の行動として見なされます。

 2つ目の課題は「周囲の人へ笑顔で感謝の気持ちを表す」こと。普段は恥ずかしくて家族に対してなかなか言えない「ありがとう」の言葉も、現地では率先して使っていくことが望まれます。笑顔とありがとうは、留学を成功に導くための最大のパスポート。今のうちから毎日練習しておきましょう。

 そして3つ目は、「自国と留学先の文化や習慣の違いを学ぶ」ことこと。日本では当たり前のお風呂。水不足が深刻なオーストラリアでは、水は非常に貴重な資源。そのため、現地ではシャワーのみ(長時間の使用も禁物)の生活が当たり前と心得た上で、今から水を大切に使う習慣を身につける必要があります。お風呂はだいたい10分以内であがる練習をしておくのもよいでしょう。また、現地で自国の文化を紹介できるように、日本のことについて勉強しておくことも大事。最低3品以上の料理が作れる、ご飯を鍋で炊けるようになる、書道など日本文化を象徴する技術を何か身につける、家族・友人・学校・地域の写真集を作っておくなど、身近なところから準備を進めていきましょう。

 最後に、「着実に英語力をつける」ことは言うまでもありません。授業や宿題、ラジオ英会話に加え、Global English(オンライン学習)にも確実に取り組んでいってください。

===学校案内より===

「高度な英語力を有した国際教養人」を育てる明法の国際教育プログラム
 
 国際化が進む現代において、政治・経済・文化・科学どの分野をとっても、もはやそれらを一国のレベルで語ることはできません。今後、国際社会はより一層地域間・国家間における連携性を強め、日本にいたってはアジアやオセアニア地域・諸国との相互扶助関係が不可欠になってくるでしょう。それに伴って、今や国際語としての地位を確立した英語の需要は、これまで以上に高まってくるに違いありません。
 そんな中、明法では「高度な英語力の習得」と「国際的な教養力の醸成」を目指した教育環境整備を進めています。
 その1つが、今年度より始まった希望者対象の中期留学プログラムです。高校1年次の1月下旬より、オーストラリアの私立学校に一学期間(約3ヶ月間)在籍し、全ての授業を現地の生徒達と共に受講します。留学を通して、語学力の向上を図ることはもちろん、自立した生活習慣の確立や、自己・自国を相対化できる幅広い視野の育成を目標としています。
 帰国後は、高校2年次から始まる文系選択科目のアカデミック英語コースや高校3年次の難関大学個別指導プロジェクト(読解・作文)など、必要に応じて、留学で身につけた英語力を更に磨いていくためのコースも用意されています。