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【修学旅行】6/23より沖縄へ 実行委員長、副委員長より寄稿

学校生活
修学旅行実行委員会の委員長、副委員長より出発直前にコメントをもらいましたので紹介します。(生徒向けの内容になっています)

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実行委員長  H2C 武井 慎之介

 こんにちは!今回、修学旅行委員長となったH2Cの武井慎之介です。僕は、このような行事には中学生の頃から積極的に参加していたので、今回も修学旅行委員になることになりました。

 さて、皆が楽しみにしていた沖縄まであと数日という所までせまってきました。去年の二学期と、ずいぶん前から、総合やLHRの時間に、コンピュータ室や図書館、ビデオなどで沖縄についていろいろと学習してきました。その事前学習のおかげで、沖縄にはただ楽しく遊びに行くだけではなく、沖縄の歴史をしっかり学びに行く、という事を実感しました。

 沖縄では次のような行動を取ります。1日目、2日目、那覇にて沖縄の自然・文化・歴史などを学びます。3日目、タクシー研修といって4人1班に分かれて那覇から本部までタクシーを使い、事前に決めたルートに沿って行動を取ります。4日目、沖縄本島の西にある伊江島に行き、日帰りホームステイ体験をします。最終日、ランチクルーズを行い、東京へと戻ってきます。

 楽しそうなスケジュールがたくさんありますが、楽しむ所はとことん楽しみ、まじめにする所はしっかりまじめにと、ちゃんとけじめをつけて、学を修めに行きたいと思います。後は天気が晴れてくれることを願うだけです。

 高校生活、最初で最後の宿泊行事、皆の一生の思い出になるような、最高の修学旅行にしたいと思います。



副委員長  H2E 井浦 大二朗

 楽しみにしていた沖縄がもう目前に迫ってきました。この修学旅行のために高校1年生のときから活動を開始し、沖縄の自然・文化・歴史などについて学習してしました。新聞の作成や、ビデオの観賞などを通して、学年全員が熱心に取り組み、先生方たちのご協力もあって、修学旅行の準備がほぼ整いました。

 みんなが仲良く、時には楽しみ、時にはちゃんと学習するというメリハリをしっかりつけて行動できるといいと思います。

 修学旅行委員のみなさんの仕事も着々と進み、修学旅行のしおりも完成しました。あとは6月23日を待つだけ!と言いたいところですが、やはり気になるのは当日の天気です。梅雨は明けそうですが、台風がどうなるかわかりません。今はとにかく良い天気になってくださいとただただ祈るだけです。

 この修学旅行が良い思い出として残るよう一生懸命頑張って、学年全員が楽しかったといえるようにしたいです。


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■□■明法と沖縄■□■

 明法は沖縄とのつながりがかなり古くからあります。
 20数年前まで明法には学校寮があり、通学生だけでなく全国各地から中学生・高校生が集まってきました。先輩教員の話によると、たくさんの寮生がいた頃は、入学試験を実施するために、パスポートを用意して沖縄まで飛んだそうです。(沖縄は1951年の平和条約締結後もアメリカの施政下におかれていました。それゆえ1972年5月15日に本土に復帰するまで沖縄に行くにはパスポートが必要でした。)
 そして、明法が初めて修学旅行で沖縄に行ったのは、今から16年前の1990年です。当時は公立高校の飛行機利用が認められてない時代だったので、沖縄を修学旅行目的地にする学校はほとんどありませんでした。
 ちなみに「財団法人 日本修学旅行協会」の資料によると、1993年、修学旅行を実施している高校のうち、沖縄に行ったところは全体のわずか5.2%でした。1995年になって9.5%となり、行き先ベスト12位中の10位に初めてランキングされました。
 本校最初の沖縄修学旅行を引率した私(メルマガ編集者のこと)にとって、沖縄の方々の親切な応対や笑顔、心遣いに都会にない新鮮さを感じました。また本土では見られないコバルトブルーの海とリゾートの景観、その一方で、チビチリガマなどの戦跡やひめゆり資料館、平和祈念資料館(資料館はいずれも建て替え前のものでした)で痛ましい現実を知りました。その大きなギャップ(海、リゾートと戦争、基地)を知り、いろいろと考えさせられた思い出があります。 




美ら海水族館見学首里城にて伊江島で海水浴
エイサー鑑賞平和祈念公園訪問平和講話を聴く