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【地域貢献】大歓声 地元小学校の理科実験授業

教科指導

【地域貢献】大歓声 地元小学校の理科実験授業

 11月8日金曜日に、地域貢献の一環として地元の東村山市立富士見小学校6年生(73名)の理科の授業を、明法の理科棟実験室を使って明法理科教員によって行いました。
 富士見小学校6年生の2学期は、理科の授業で「変化し続ける大地」の単元を行っており、火山灰についても学んでいます。そこで、双眼実体顕微鏡という立体物を観察する顕微鏡をひとり1台使用できる明法で、「実際の火山灰を観察してみよう」という形で、この授業が企画されました。
 観察したのは、明法理科教員が現地に行って入手した桜島の火山灰で、実際に鹿児島市内に降ったものです。まず、火山灰の実物を見て、空から降ってくると、つぶが細かいので洗濯物が汚れること、目に入ると目に傷を付けてしまうことなど、火山灰の迷惑な側面や、鹿児島は東京とは違って、年中火山灰が降る生活をしていることなどを学び、その後、火山灰を水で洗って顕微鏡で観察しました。
 顕微鏡で観察を始めると、あちこちから「きれい!」とか「光ってる!」などの歓声が上がり始めました。空から降ると迷惑な火山灰ですが、そのつぶ(鉱物)を顕微鏡で観察すると、実は宝石のように透きとおったり、光ったり、色がついていたりと、「想定外」な世界が広がるのです。子供たちはみな驚いて感動していました。
 学校に戻った後、児童からは「ほんとうに楽しかった」「またやりたい」との声が多数上がったとのことで、ある保護者様からはわざわざ電話があり「息子が満足して帰ってきました。下の娘の時もぜひやってほしい。」という要望もあったそうです。

これからも地域貢献として、明法の理科棟などを活用していただければと思っています。

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