明法ニュース 校長ブログ

【明法散歩道】2016年3月号

校長ブログ

第1回卒業式.png第50回卒業式.JPG50回目の旅立ち 

  3月5日(土)、50回目の卒業証書授与式が本校講堂にて行われた。厳粛な中にも、50期生の醸し出す心優しい雰囲気に、会場は包まれていた。しみじみとして温かい、すばらしい式であった。 ※昭和42年(1967年)、第1期生が卒業して以来、7,106名の友(とも)垣(かき)(明法生)が旅立って行った。

一人ひとりに卒業証書が!  

 明法には、(学校パンフには書かれていないが)50年変わらぬ伝統がある。毎週行われる生徒主催の全校集会、クラスを超えて生徒がつながるサークル制の文化祭、徹底して生徒に考えさせる学校行事、とことん生徒に向き合う教員集団、そして生徒一人ひとりを祝福し、直接校長が手渡す卒業証書。  証書を受け取る生徒一人ひとりが、しっかりと校長と目を合わせる。懸命に過ごしてきた自らの6年間(3年間)を意識する。己の旅立ち、親への感謝、友との別れ、そして明法生であったことを・・・。

「明法の宝は生徒です!」~卒業を祝う会~  

 講堂での卒業式後、体育館にて父母の会主催の「卒業を祝う会」が行われた。生徒と保護者、教職員が集う中、各クラスを代表して4人の生徒がスピーチした。「6年間(3年間)あたたかく見守り、育ててくれてありがとうございます!」「けっして見離さず、信頼してくれてありがとう!」等々。そして最後は担任の先生方のスピーチ。「明法の宝は君たち生徒です!」。 担任団を取り囲む50期生の仲間たちの熱い視線。そこには、たしかに自律し、自立していく明法の"ともがき"の姿があった。