明法ニュース 教科指導

SDGs×英語教育 ~今日から始める、国連開発目標への貢献~

高等学校
教科指導

「世界平和に貢献できる人間の育成」

これは、本校の建学の精神に謳われている一節です。壮大な教育目的であるがゆえに、具体的な行動目標が必要となります。その最適な指標となるのが、持続可能な開発目標(SDGs)に掲げられた17の目標と169のターゲットです。現在、高校1年生の英語の授業(特進コース)では、教科書の題材を使ってSDGs教育を実践しています。Lesson6のアフリカ・シエラレオネの「紛争ダイヤ」に関する英文を読み進めつつ、映画「ブラッド・ダイヤモンド(原題:Blood Diamond)」を視聴しました。

By December 2009, 75 countries were part of the Kimberley Process. In the middle of the 1990s, about 15% of the diamonds on sale were blood diamonds. It later fell to less than one percent. But it is still possible to buy blood diamonds. More needs to be done to stop the trade completely.
*出典:Polestar English CommunicationⅠ(数研出版)より抜粋

その後は上記英文のうち下線部に焦点をあて、「SDGsの観点から、個人として今何ができるか」について探求学習を行いました。今回は、SDG12の「つくる責任 つかう責任(Responsible Consumption and Production)」に着眼した結果、認証ラベルつきのフェアトレード商品や環境配慮商品の購入が、生徒達から解決策(アクションプラン)として挙げられました。

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本校では夏休みの海外研修の1つとして、「カンボジア、村の小学校で日本語・英語教育ボランティア」を実施しています。本プログラムは、SDG1「貧困をなくそう」、SDG4「質の高い教育をみんなに」、SDG8「働きがいも経済成長も」に寄与する活動として位置づけられています。

・2018年度の海外研修の様子に関してはこちらをご覧下さい。

※海外研修の動画はこちらをご覧下さい。