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明法ニュース

【明法散歩道】2012年度 第9号

  実りの秋・復活の芽

  清々しい秋になった。正門は東に開いている。日が傾いたので、生徒を迎えて交わすあいさつも太陽がまぶしい。できるだけ一人ひとりの顔を見て声を掛けるようにしている。元気な声であいさつを返す生徒もいれば、やっと微かにうなずく生徒もいる。一人ひとりの様子は毎日少しずつ違うが、発見があって面白い。コミュニケーションの第一歩のあいさつは気持ちよく交わせるようにしたい。「あいさつは自然がよい」などと言われるが、何事もトレーニングである。「自然なあいさつ」が常にできるように、すべての大人は心得るべきだろう。雨の日は傘に顔が隠れるが声の向きであいさつを交わすことができる。傘を通してのあいさつ、これも味がある。赤青黄、色とりどりのカッパや傘が入り混じり、晴天の日よりもカラフル、雨もまたよしである。  
  高校3年生は、3学期の大学受験に向けて追い込みに入った。実りの秋にしてもらいたいと心から思う。また、秋は大学推薦入試の時期でもある。校内の委員会審議を経て校長面接が行われる。校長面接では、志望の動機を聞く。生徒の応答の柱は「社会に貢献したい」ということで、明法教育が浸透していて嬉しかった。ただし、「癌を撲滅してノーベル賞をとる」など、でっかい話が無くなって少し淋しかった。進路指導は夢や人生の創造も含まれる。明法という男子校への印象は「とにかく楽しかった」で一致していた。今は18歳、12歳で入学して車山のオリエンテーション合宿に行った頃がなつかしい。私も引率した。スキー場の雪がまだらに溶けた笹原で、中学1年生、紅顔の少年は冷たい風にふらつきながら、学校生活への決意を叫んだのだ。また、星を見たとき、北斗七星などの説明を聞いて、「(北斗七星は理科の授業で習ったが)本当にあるんだ!」という素直なつぶやきは、大いなる体験のスタートに相応しかった。自ら燃えて学校生活を楽しんだ高校3年生の「3学期の実り」を期待している。
カリン散歩道V9.JPG さて、明法の木々の実りを探してみよう。まずは、「カリン」。
校舎とグラウンドの間の林にある。今年は少し小さめだが個数は多い。のどの薬の原料で、カリン酒や砂糖漬けにもする。生徒は全く関心を示さず、投げ合うなどということも減った。 
  グラウンドの国旗掲揚塔の近くには、昨年の台風で倒れ、根元の幹だけになった月桂樹(5期生記念樹)がある。春には幹の脇から小さな芽を出したので、「復活の芽」と命名し、周りにロープを張って育ちを待っていた。僅か半年で何本もの木立ができた。葉っぱをつまみ香りを嗅ぐと、まさしく月桂樹の香り。そのまま自然に育てるか、手を入れるべきか様子を見たい。
 体育館と音楽棟の間は、武蔵野の雑木林。多くのドングリが落ちていた。科学部顧問の話では、昨年は全く成らなかったそうだ。「ドングリ銀行」は復活するのだろうか。ところで、校舎内にもドングリが落ちていたが、ドングリ合戦の跡なのだろう。また、ドングリの落ちていた地面には幾つもの穴があったが、蝉?の出た穴ではないかと勝手に考えた。


月桂樹①散歩道V9.JPG月桂樹②散歩道V9.JPG月桂樹③散歩道V9.JPG

 

 

 

 

 

 理科棟に回ると、ザクロが成っている。実の割れ口からは赤い果肉がよく見える。生徒はこの実にも関心はない。第二グラウンド東の「明法寮跡地の碑」の近くに柿の木がある。昨年は成ったが今年は成っていない、渋柿である。この辺りは、スズメバチの巣があったり、コゲラという小型のキツツキが来たりしている。手の入らない雑木林である。
ザクロ散歩道V9.JPG 理科棟周りの池でオタマジャクシと遊んだり、ぶらぶらと散歩する生徒がいる。明法のキャンパスが、鍛錬の場として、癒しの場として、生徒を育てて守っている。 (文責:校長 大谷 泰造)

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