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【入学式】4/9入学式がありました(校長式辞の要旨を掲載)

学校生活

4/9(木)入学式がありました。
天候は晴天、桜は満開、ケヤキの木には新芽の鮮やかな緑・・・すべてのものが明法中学高等学校の新入生を歓迎しているようでした。
今年は中学生124名、高校生159名(高入生34名、中入生125名)の合わせて283名が本校に入学しました。


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◆本校校長大谷泰造の入学式「式辞の要旨」を掲載いたします。 


 桜は満開・花吹雪、木々には新緑、理科棟の庭にはスミレの群落、本当に美しい季節を迎えました。この輝くような春の日に、多くの来賓の皆様、さらに保護者の皆様にご来臨いただき、ここに第46回入学式を挙行できますことは、私たち教職員、在校生にとりまして、大きな喜びでございます。
ご臨席いただきました皆様に心よりお礼を申し上げます。

 ただ今、入学を許可しました中学生124名、高校生159名、あわせて、283名の新入生の諸君、入学おめでとう。諸君の入学を心より歓迎いたします。
諸君がめでたく入学できたのは、諸君一人ひとりの努力の賜であることはもちろんですが、諸君をこれまで慈しみ育ててこられたご家族の皆様、さらに、ご指導いただいた小学校、中学校、塾の先生方、そして励ましてくれた友達など、周りの人たちのおかげであることをしっかりと心に刻んでください。「感謝の心」をもって、明法の学校生活を始めてください。

新入生諸君の本校での生活は、成長著しいまさに思春期に当たります。一人ひとりの人生観の基礎を培う大切な時期です。人生の方向が決まるといっても過言ではありません。熱心な先生、素直で優しい先輩や友達がおり、広いグランドなどの優れた施設、緑豊かな自然があります。生き生きと、楽しく生活し、学習に励み、体を鍛え、友情を培い、そして立派な社会人に育って欲しいと思います。

明法生活をスタートする諸君に、三つのことを要望します。

 一つは、「よき習慣」を身につけるということです。習慣は第二の天性ともいわれており、人生を左右することさえあります。よき習慣は、意識して・努力して実行して・そして続けて、そうして身につけてください。
挨拶である「オ・ア・シ・ス(おはよう・ありがとう・しつれい・すみません)」が自然に言えること。「毎日決まった時間に勉強する」ことなど。生活の基本をよき習慣として身につけてください。

 二つ目は、「やればできる」という自信をつけて欲しい。そのためには学習・部活・委員会などに積極的に参加することです。苦労したり失敗したりする中で、様々な工夫と努力で達成感を味わい、自分の良さを見つけ、生きていく上での自信をつけてください。
校門のところに大学合格状況の看板がありましたが、それは諸君への「やればできる」という励ましのメッセージです。

 三つ目は、常に「思いやり」をもつことです。他人を思いやることで、自分を見つめ直すことができます。思いやりは相手に伝わり、相手も思ってくれ、お互いに助け合う友達の輪ができます。思いやりは行動のエネルギーにもなります。思いやり・思われる、何でも話し合える友達は一生の宝となります。 

 諸君には、「よき習慣」、「やればできる」、「思いやり」について要望しました。
どうか、自分自身で一歩一歩確実に努力を続ける明法生活にしてください。「あせらず」一歩一歩・努力です。また、悩んだり苦しんだりしたときは、是非とも誰でもよいですから相談してください。 

 最後になりますが、保護者の皆様に、一言お願いがございます。
 本日から、保護者の皆様と我々教職員は分担して生徒諸君の教育にあたることになります。子供を支配せず、放任せず、教育することが大切です。教育においては、保護者の皆様と我々教職員との信頼関係を基盤とした連携が必要となります。学校の教育実践についてのご理解とご協力をお願いいたします。また、何かございましたら学校にご連絡をいただきたいと思います。
 
 終わりに、新入生諸君の充実した明法生活を願って式辞といたします。