明法ニュース 校長ブログ

【明法散歩道】2013年度第4号

校長ブログ

雪かきに見る生徒たちの汗

雪かき生徒玄関.JPG雪かき体育館.JPG雪かき駐車場.JPG

「太郎を眠らせ、太郎の屋根に雪ふりつむ。次郎を眠らせ、次郎の屋根に雪ふりつむ。」

2週連続の週末の大雪。今なお、路地裏や校舎周辺に雪の塊(かたまり)が残っている。そこには(上記)三好達治の「雪」の詩に秘める優しさ、厳しさをうかがい知る余裕もない。数日にわたり多くの人々の足を奪う自然の猛威に、ただひたすら思いを馳(は)せるばかりであった。

 しかし、これに挑戦する明法生たちがいた。休日朝から、2週にわたり、生徒たちの雪かきが始まっていた。

様々な部活の生徒たち。正門だけでなく、生徒玄関、裏側の駐車場、体育館脇等々。黙々と作業を続ける姿に、きらりと汗が光った。

たまたま出勤し目にした光景には、かけがえのない生徒たちの熱き思いが映(うつ)っていた。通り過ぎようとする

私の背中に、生徒たちの声がかかる。

「先生、明法スピリッツ!」。


(文責:教頭 早乙女 勤)