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明法ニュース

SPP第2弾! 「現生生物をとおして太古の化石生物を復元する」 ②

SPP1.JPG 2月16日(土)に,科学技術振興機構(JST)によるサイエンス・パートナーシップ・プロジェクト(SPP)の支援のもと,東京大学総合研究博物館との連携講座を実施しました。
本企画では,「アンモナイト」を題材に,科学者がどのような着想や方法で化石を解析し,太古SPP2.JPGの生物の形態や生活様式を復元しているのかを疑似体験させます。

 この度,ご協力いただいたのは東京大学総合研究博物館の佐々木猛智先生です。先生の専門は動物分類学,古生物学,比較解剖学です。おもに軟体動物(貝類)に注目して,種の多様性,ボディープランの多様性,生息環境の多様性,化石記録の4つの視点から研究をなさっています。形の比較を通じて,生物の形態の意味と成り立ちを理解することを目標となさっています(東京大学HPより,抜粋一部改変)。

SPP3.JPG アンモナイトは頭足類の一種で多くの種が知られています。アンモナイトの多くの種は,中生代の三畳紀末に絶滅してしまいました。現在となっては,貝殻部分の化石のみが残っており,そこから生活様式などを推察することが出来ます(前回参照)。
ところが,化石に残っていない軟らかい部分の復元は困難を極めます。そこで今回は,軟体動物で頭足類のコウイカをもとに,アンモナイトの化石に残っていない部分の復元を試みました。

SPP4.JPG コウイカの解剖をとおして,アンモナイトの貝殻に相当する甲を取り出し,それが多くの気室という部屋からなることを観察しました。このことで,コウイカはアンモナイトと同様に浮力を得て海洋で生活しています。また,同時にアンモナイトはコウイカと同様のフォルムであったと想定されます。そこで,コウイカの外形,そして内臓の配置等を解剖して学びました。生徒は,「アンモナイトのなかみがこんなんだったのか~」と興味津々の様子でした。

 今回のSPP講座では,太古の生物に想いを馳せると同時に,その同一系統上にある現生生物をとおして生命の連続性に気づかされました。たいへん貴重な時間を過ごすことが出来ました。


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 明法は理科実験などの「本物に触れる教育」を行っています。こちらで紹介していますので、ぜひご覧ください。

 

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