明法ニュース 教科指導

【学習】新聞を利用した社会科朝学習(アサガク)がおこなわれています

教科指導
 本校では、「朝学習(アサガク)」として、8時30分からの10分間、中学生は朝読書。高校生は、基礎力定着を図るための英語・国語・数学の学習課題が配られます。

 このアサガクに昨年度から社会科が参加しました。高校1・2年生を対象に毎週土曜日にあらかじめ先生が選んだ新聞記事が配布されます。当然、生徒はそれを読むわけですが、それだけでは長続きせず飽きてしまいます。

 そこで、記事の選定は、単に「今話題の・・・」という観点だけではなく、いろいろ意見が分かれやすいテーマを取り上げるようにしました。そして、生徒全員に意見を書いてもらい提出してもらうようにしました。
それをさらに先生が集計し、統計を取り、グラフや個別意見の一覧をつくり、「壁新聞」にして校舎廊下に張り出します。

 そうすることで、生徒たちは「自分の意見に近い人達が全体の中で何%位なのか?」「どんな反対意見があるのか?」などを知ることができ、関心が高まります。そんな工夫をすることで、すこしでも身のまわりだけではなく社会に目を向ける気持ちになってもらえればと思います。

 また本校の高2には、中1から高1までの4年間行った読書ノートを前提とした、8000字以上の論文課題があります。そのテーマは生徒の自由に決めることができるのですが、すこしでも社会科学分野を論文のテーマにする生徒が増えることを願っています。