明法ニュース 教科指導

横須賀社会科見学

教科指導
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10月1日の都民の日を利用して、夏期講習の見学会として横須賀見学に行ってきました。学習だけではなく実際に見て確かめることは大切なことで、夏期講習に際しては頻繁に実施されているものです。
中学3年生から高校2年生までを対象とした夏期講習では「日本の防衛について考えよう」というテーマで、集団的自衛権について学習しました。その後集団的自衛権に関する討論会を実施し、賛否両論それぞれの意見を戦わせて学習した内容を深めることができました。そうした中迎えた横須賀実地見学。あいにくの雨でしたが、29名が参加しました。
午前中は横須賀軍港めぐり。クルージングをしながら実際に海上自衛隊やアメリカ海軍の艦船を間近に見られるツアーに参加しました。その後は、お楽しみの昼食。海軍カレーやネービーバーガーなど、横須賀ならではの食事も、それぞれで楽しめたようです。
STHR1350.JPG午後には、日露戦争で活躍した戦艦三笠が保存されている三笠公園へ。詳細な説明や当時の艦船の様子などを肌で体験できました。
 
生徒の感想
●まちにまった横須賀見学 
10月1日、まちにまった横須賀見学。汐入駅からクルージング発見場所まで歩いている途中に港に潜水艦が見えた。券売所からは護衛艦も見えた。船に乗り、まず見えたのが潜水艦であった。生まれてはじめてみる潜水艦は想像をはるかに超えた大きさだった。船が進んでゆくと次々に護衛艦が見えてきたので、思わず「すげー」と声が出てしまいました。また、普通は簡単に見られないアメリカ軍のイージス艦も見られた。しかし、僕が見たかった原子力空母「G=ワシントン」と海上自衛隊のイージス艦「きりしま」が見れなかったのは残念でした。軍港巡りが終わった後は昼食。前々から食べてみたかったネイビーバーガーのおいしさは言葉ではあらわすことができないほどだった。
僕の将来の夢は海上自衛官なので、また次に横須賀に来る時は海自の白い制服を着て行きたいです。(中学3年生)

●今回、10月1日にはじけて横須賀の軍港に行きました。わたしは人生で初めて護衛艦を見ることができました。また。潜水艦も見ることができとても感激しました。私は将来海上自衛隊に入隊したいと思っていたので、実際に見られて良かったです。
戦艦三笠の見学では、以前見られなかった所や新しい展示が行われていて、感心することが多かったです。(高校2年生)

●先日僕は「日本の防衛」について考えよう」という講習の一環として、横須賀見学にいった。まずはじめに軍港クルージングで様々な護衛艦や軍艦を見た。その艦船の中には、最近映画やドラマでよく見るイージス間森、それらの艦船を見た僕は「でかい!かっこいい!強そう」という率直な感想を持った。
しかしそれと同時に「こんなものが国内外になるなんて怖い」と思いました。艦船の移動など実際に日本が米国と協力して自衛している姿を見ると「9条」や「集団的自衛権」などの言葉が思い浮かび、考えさせられた。
次に僕が向かったのは、英語と日本語の入り混じった看板が多く見られるどぶ板通り。ここではドルも使える店が多くあり、米軍が地域に密着していることを実際に感じた。最後に見学したのは戦艦三笠。かっこよく興奮する一方、三笠の歴史を学び、戦争の辛さ、惨劇を繰り返してはならない強く思った。今までも「自衛」や「戦争」についてよく考えてきたが、これからは今回の経験も踏まえて、それらの本質を見極めてゆきたい。(高校1年生)

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明法の社会科は長期休業中の講習の中で、主に中3生以上を対象に「特別講習」を実施しています。テーマを決めて、事前講習を行った上で、実際に現地を見学するというものです。希望者を集めた講習なので、生徒たちも大変熱心で、社会への関心を高めることにつながっています。

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