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【部活動】剣道部-夏期校外合宿を行いました!

部活動

剣道部夏合宿①.JPG剣道部夏合宿②.JPG剣道部夏休み③.JPGあああああああああああああああ剣道部ではお盆明けの中・高公式戦に向けた強化練習を目的として、8月1日から4日まで群馬県川場村で夏期合宿を行いました。参加者は高校部員5名・中学部員3名の合計8名で、初日朝に上野から電車に乗って昼前に川場村に到着、午後から村の武道館で早速稽古を開始しました。今年は参加者を二つのグループに分け、竹刀を用いた通常練習と並行して足腰の体幹トレーニングを兼ねて模擬刀による古流剣術を練習したことが特色です。最終日を除いて天候がやや不順で連日午後になると激しい雷雨に見舞われ、標高約600メートルの高地にもかかわらず非常に蒸し暑くなって、こまめな休憩・給水を強いられました。

 二日目の夜には川場村剣友会の七・八段の先生方や地元在住の学生の皆さんとの合同稽古です。古くから剣道が盛んな川場村の剣士と交流を図りたいという念願から実現し、いまや合宿の恒例行事となったこの合同稽古、「今年こそは川場の先生から一本取りたい」と考える高校部員もいて、参加者のモチベーションもひときわ高まります。さすが関東大会常連出場の土地柄だけあって剣さばきは鋭く、部員たちはなかなか相手から一本取れません。稽古後は先生方から個別にアドバイスをいただき、早速翌日の稽古で実践してみる部員も見受けられました。 

 三日目の夜はアトラクションとして村のフィッシングセンターでニジマスのつかみ取り(取った魚は塩焼きにしてくれる)とバーベキュー大会です。膝丈くらいの水深の釣堀に参加人数分のニジマスが放たれ、皆夢中になって魚を追いかけます。実は動体視力と反射神経のトレーニングも兼ねるこのつかみ取り、今年は約40分で収穫できました(1時間以上かかったこともあるので、まずまずの成績?)。収穫した魚の中になぜかニジマスより高級なイワナが一匹。これは幸先がいいと、続くバーベキュー大会でイワナの塩焼きは全員でジャンケンをして勝った人がもらうことになりました。結局イワナは顧問の胃の中に・・・

 天候が回復した最終日は宿舎周辺約2㎞の周回コースを使ったランニングから始まりました(本当は毎朝行いたかったのですが)。続いて武道場で3日間の総復習と体幹トレーニングとしてリバース・プッシュを行いましたが、すぐに息切れする部員が多く、一層の筋力・持久力強化の必要性を痛感させられました。帰路の電車内では合宿疲れからか皆すぐに眠りこんでしまい、上野到着間際まで誰一人として目を覚ましませんでした。

 近年首都圏では学校剣道の競技人口が減少傾向にあります。厳しい情勢の中で本校剣道部は「基本重視」をモットーに、部活動の維持に力を入れております。稽古の見学はいつでもできますので、興味のある方は遠慮なくお声かけください。