【水泳部】都高体連選手権大会(60期生引退試合)
【水泳部】都高体連選手権大会(60期生引退試合)

去る2025年6月21日(土)・22日(日)、本校の水泳部は、関東大会や全国インターハイにつながる「東京都高体連水泳部主催・選手権大会」に参加しました。
全国の高校競泳選手にとって、2021年に開催された「2020オリンピック」の大会会場で最終戦を迎えることは憧れです。本校は東京都にあるために、この「東京アクアティクスセンター」で公式戦を迎えることが出来ます。
しかし、この大会は出場するための「標準制限タイム」が高めに設定されており、水泳部に所属しているからといって、誰でも参加出来る訳ではありません。選手権の制限タイムを切って、この大会に参加すること自体、多大な努力を必要とします。
60期生の高校3年生は、これまでに様々な試練を乗り越え、この大会でベストタイムを出すことを目標に練習を行ってきました。
あと一歩及ばず、本校からは関東大会や全国インターハイに出場する選手は出ませんでしたが、後輩の高校1年生・2年生にとっては、先輩達がこれまで築いてきた「努力する姿」を学ぶ機会となりました。
最後のミーティング時には、10年以上クラブチームに所属して、競泳競技を頑張ってきた選手から、「部活動はスイミングスクールと違って、お互いが足りないところをフォローし合ったり、助け合ったりすることで、集団としてより良い人生を歩めるようになるのではないか。そういう意味で、高校3年間水泳部として頑張ってきて、本当に良かった。現在は卒業していった先輩達、お世話になった先生方や後輩たち、本当に有り難う」と伝えられ、感動して泣いている選手もいました。
60期生の高校3年生は、これまで培ってきたチームワークを活かして、「受験は団体戦」といわれているように、勉強をお互いに教えながら切磋琢磨し、自らを向上させていくことでしょう。
現地に来て下さった保護者の皆様、誠に有り難う御座いました。引き続き、明法水泳部の活動にご理解とご協力をお願い致します。