明法ニュース 学校生活

5月14日(水)「防災訓練」

学校生活

 本日、防災訓練を行いました。大雨の日の1時限目に、震度5強の地震が発生したという状況設定です。本校の「地震発生時のマニュアル」が行動の基本となります。
 地震発生を知らせる校内放送の後に授業担当教員が初動を指示します。ポイントは〝ダンゴムシ〟です。揺れが収まったら周囲の安全を確認し、講堂への移動を開始しますが、大雨という設定なので身体を濡らさないルートを選ばなければなりません。授業が入っていない教員は全体の状況に応じて生徒の安全確保に努めます。
 講堂移動後はスライドを用いた防災学習に移ります。落下物や群衆雪崩の危険性、現実の震災時の動画、〝おはしも(おさない・はしらない・しゃべらない・もどらない)〟という心得、学校以外で被災するケース、話の内容は多岐にわたりました。多摩地域は地盤が安定しており、明法の校舎は耐震性能が高いので比較的安心できるそうですが、油断は禁物です。さらに「動画として残っているものは残ることができたもの。それ以上の状況がある」という言葉には恐ろしさを感じました。
 〝その日〟が来た時に、自分と周囲を守ることができるように、今日学んだことを忘れないでほしいと願います。美しい自然に恵まれた日本は、災害大国でもあるのですから。