5月1日(木)「中1国語 詩の授業」
教科指導
5月1日(木)「中1国語 詩の授業」
明法中学入学後、国語の最初の授業は詩を扱いました。定番とも言える「朝のリレー」と「野原はうたう」を通して、その雰囲気を楽しみ、登場人物(たんぽぽ・かまきりも)の姿を想像し、作者の思いを考えます。同時に(詩という形の)言語データを正確に読み取り、設問の解を導き出す手法も学びます。
教材の読解を終えてから全員で自由に詩を作り、そして回覧添削を行いました。作品はもちろん、書き込まれた感想や指摘もなかなかレベルの高いものです。
「失敗をおそれる不安の一歩/でもそれは成功への一歩かもしれない」
「今日のぼくは、王様だ/楽しい楽しいたん生日」
「雲のいいところは/無料で世界一周できるところ」
すべて生徒たちが生み出した言葉です。読んでいる私がうきうきしてしまいます。
一方、戦争を題材にした詩もいくつもありました。
「なぜ人間は争いをするのだろう/なぜ人間は命を大切にしないのだろう」
中学一年生の心に影を落としている世界情勢を憂えざるをえません。今はたくさんのことを学んでください。君たちがより良い世界を築くその日のために。