【中2国語】短歌名人は誰?
教科指導
【中2国語】短歌名人は誰?
「難しい…」「字余りすぎだろ?」
中2の国語では短歌を学びました。正岡子規・与謝野晶子・若山牧水・穂村弘など教科書に載っている歌以外に数十首、現代短歌を紹介。元気よく音読しました。「現代短歌を読めば分かるとおり、何でもありだろ?」「▲」や「!」を多用した短歌には驚いていました。
堅苦しいイメージを取り除いてもらった後は当然実作です。ノルマは1人5首。そこから「推し歌」を選びます。匿名にしてみんなに配り投票。自分の歌に票を入れてもかまいません。予選・決勝の2回の合計で決定!
パワポを使った発表はとても盛り上がりました。選ばれた短歌(上位3首)を学年全体で音読。栄誉を拍手で称えました。
第3位 分からない〝th〟の発音黒板に描かれた絵を見て皆大爆笑
これは中2にしか分からない歌ですね。英語の先生が面白い絵を描いてくれたのでしょう。
第2位 想う人想い通すのは永遠だフラレた時は一瞬なのに
実体験でしょうか。それとも想像?実体験なら気の毒です。
優勝 何様だ?ときかれたとき答えたよおれはお子様お前は無様
韻を踏んでいてなかなかの歌です。優勝おめでとう!
その他にも良い歌がたくさんありました。例えば……
本はいい余計なことを考えずくるしいことも忘れて読める
必勝をかかげ僕らは走り出すつなげ皆の希望のバトン
西空をうすく朱色へ染めてゆく落ちる夕日と終わる一日
若くて鋭い感性は貴重です。これからも遊び感覚で時々歌を詠んでみてください。