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沖縄修学旅行1日目

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沖縄修学旅行1日目

 60期生の沖縄修学旅行がスタートしました。

 8:00に羽田空港に集合し、沖縄那覇空港へ。飛行機が空港に到着する間際。窓から沖縄のきれいな海が見えてくると、「海きれい! 海の水飲んじゃいたいくらいだ!」と話す生徒もいました。

 東京も暑かったですが、那覇空港を出て、出迎えてくれたのは、強い日差しと南国特有の湿気でした。
 
 空港から徒歩で観光バスのりばまで移動し、最初の訪問先である沖縄ワールドへ。はじめに園内の玉泉洞という鍾乳洞890mを歩いて見学。鍾乳洞の神秘的な景色を生徒たちは写真に収めていました。

 鍾乳洞を出たあとは、自由散策。沖縄の古民家に入って、おいてある三線を引いてみたり、暑さを凌ぐために美味しいフルーツジュースやソフトクリームを食べたり、おみくじを引いたり、体験をしてみたりと、それぞれの生徒が楽しんでいました。

 梅雨の開けた沖縄。まさに沖縄の夏の気候を早くも味わっている60期生。沖縄ワールドを満喫して、現地をあとにしました。

 渋滞もなく、約40分程度で宿泊するホテルへ。休憩後、夕食を皆で楽しくいただきました。

 沖縄ワールド
  https://www.gyokusendo.co.jp/okinawaworld/

平和の大切さと生きることの大切さを学びました

 夕食後、ふたたび全員が集合し、沖縄戦の記憶などを共有する平和講話をしていただきました。

 お話くださったのは、平和学習の指導をくださっている90歳の方でした。

 はじめに日本が十五年戦争に突入していくきっかけの満州事変の話をしていただき、実際に小さい頃に自らがご経験された沖縄での地上戦のお話をしてくださいました。沖縄戦のお話では、実際に体験されたこと、目撃されたことを生々しくお話くださいました。

 続けて、終戦後に沖縄がアメリカの占領下でどのように扱われたのかというお話もしてくださいました。日本からも見放された当時の沖縄の若い皆さんが、自らの力で生きていくために英語を学んだこと、お話いただいた方自身も、周りから「アメリカーの犬」などと誹りを受けながらも、生きていくために英語を学び、アメリカに渡ってお仕事をされ、アメリカと日本の架け橋になったお話をしてくださいました。

 今回のお話は平和講話であるとともに、生きていくことの大切さ、意思を持って生きていく価値を伝えてくださいました。

 今日の講話から、生徒たちはいろいろ感じることがあったと思います。

 修学旅行のような行事でしか味わうことができない「本物体験」ができたことに感謝したいと思います。